マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2022年F1第3戦オーストラリアグランプリの決勝を技術的なトラブルによってリタイアした。2番グリッドからでスタートしたマックス・フェルスタッペンは、レースのほぼ全体をシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)に次ぐ2番手で走行。しかし、39周目に技術的なトラブルに発生し、RB18をトラックの脇に止める余儀なくされた。
マックス・フェルスタッペンにとって今シーズン2度目のリタイア。シャルル・ルクレールは今シーズン2勝目を挙げた。セルジオ・ペレスは2位でフィニッシュし、ジョージ・ラッセルは3位でメルセデス移籍後の初表彰台を獲得した。レース後、失望したマックス・フェルスタッペンは「最悪だ。今はどうしたらいいのか分からないけど、僕たちにはやらなければいけないことがたくさんある」とコメント。「何が問題なのかはまだ分からない。すぐに車を取り戻して、その後、調べていく。でも、チャンスはなかったし、今日は全体的に良い一日ではなかった。スピードが足りず、どちらのタイヤコンパウンドも摩耗が多かったので、レースをフィニッシュするためにタイヤをマネージしなければならなかった」「それにもかかわらず、楽な2位は獲得できると思っていた。シャルルを攻撃できないことはわかっていたので、彼にプレッシャーをかけようとしても意味はなかったけど、結局はフィニッシュさえできなかった。とても苛立たしいし、受け入れられない」レース開始直前になっても、レッドブル・レーシングのメカニックはマックス・フェルスタッペンのRB18に取り組んでいたので、故障は完全に出し抜けに起こったわけではなかった。「問題があることはわかっていた」とマックス・フェルスタッペンは語った。「レースをフィニッシュすることができるかはすでに疑問符だったけど、タイトルを争うのであれば、このようなことは起きてはならない」マックス・フェルスタッペンの今シーズンの2回目のリタイアは、タイトルへの希望に大きな打撃を与えたが、フェルスタッペンはまだそれについて考えたくないと語る。「レースをフィニッシュすることの方がはるかに重要だ。3レースで2回リタイアしているので、すでにかなりのビハインドを背負っている」