マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1エンジンの進歩によって、レッドブルがルノー時代よりもF1マシンの自社パーツの耐久性をテストできるようになったことで信頼性を向上させたと考えている。レッドブルは、2010年から2013年までルノーとダブルタイトルを4連覇したが、V6ターボハイブリッド時代に入ってから関係が悪化。昨年末で12年間のパートナーシップに終止符を打ち、2019年からホンダのF1エンジンを搭載している。
今シーズン、レッドブル・ホンダはこれまでマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げており、エンジンによるリタイアもなく高い信頼性を達成しているが、マックス・フェルスタッペンはホンダF1の進歩がレッドブルにさらなる利益をもたらしていると語る。「昨年はパワーユニットではなく、マシンのメカニカルな故障もああった。でも、それらは僕たちが限界までテストする信頼性がなかったために発生していた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「ホンダはダイナモで非常に多くの時間を費やしているので、僕たちもこれまでにないくらいにマシンのパーツから限界を見つけられている」「そこが去年との違いだ。僕たちは自分たちのパーツの強度が十分かどうか検討もつかなかった。リタイアして初めて気づいていた。シーズン前の全体的な準備もはるかに良くなった。僕たちのクルマとパワーユニットがかなり信頼性があるのはそれが理由だと思う」マックス・フェルスタッペンは、今シーズンのすべてのレースを5位以上で完走している。それは今年の他のドライバーは誰も達成できていない成績だ。「ホンダとのパートナーシップは完全にオープンだし、僕たちはお互いを良くするために助け合っている。お互いを完全に信頼している。僕たちはウィナーであり、彼らもウィナーだ。僕たちは一緒に勝ちたいと思っている。僕たちは達成可能な最高の結果を目指している」 レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがドライバーズ選手権で3位だったにも関わらず、コンストラクターズ選手権では2位のフェラーリを44ポイント差をつけられているそれはもう一台のレッドブル・ホンダを走らせているピエール・ガスリーが苦戦を強いられているためであり、マックス・フェルスタッペンの181ポイントに対して63ポイントしか獲得できていない。だが、マックス・フェルスタッペンは、過去数戦での印象的なパフォーマンスを発揮しているにも関わらず、レッドブル・ホンダが2番目に優れたチームとしてフェラーリを追い抜いたかどうかはわからないと語る。「僕たちは週末を彼らよりもうまく実行しているし、結果を取り戻したように思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「でも、フェラーリは依然として非常に速いし、他のトラックよりも少し速いトラックもある。もちろん、長いストレートがある場所では非常に支配的だ」「僕たちがどこにいるかはまだ明確ではない。2番目または3番目だ。1つ確かなのは、メルセデスがまだ前ということだし、それが僕たちがターゲットにしなければならないことだ」
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