マックス・フェルスタッペンは、レッドブルの2018年F1マシン『RB14』のポテンシャルをフルに解放しているわけではないが、すでに“大きな違い”を感じていると自信をみせており、走行距離が不足していることは心配していないと語る。レッドブルは、F1バルセロナ合同テスト初日にダニエル・リカルドがトップタイムを記録して有望なスタートを切ったが、その後は信頼性問題に苦しみ、209周の走行に留まった。
最終日に走行したマックス・フェルスタッペンは、スピンして赤旗を引き起こすなどトリッキーな一日を過ごしたが、新車『RB14』は上昇傾向にあると語る。「クルマのハンドリングに大きな違いがあるし、そこはポジティブな方向に向いていると思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「パフォーマンスラップをしなかったけど、このようにコンディションが理想的ではないときは、自分好みにすべてを仕上げることに集中して、集めたデータと風洞で起こったことを相関することがベストだ」マックス・フェルスタッペンは、トップタイムを記録したメルセデスのルイス・ハミルトンから2.7秒差の9番手タイムで最終日のセッションを終えた。「今はラップタイヤを見ることに意味はない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「トラックは路面が新しくなっているし、ラップタイムが出るまでには時間がかかる。僕たちは2周走っただけだ」「まだあまり心配はしていない。いずれにしろ、メルセデスとフェラーリが強いことはわかっているしね。ここまでクルマにはかなり満足している。2周目にはもう少し示すことができるだろう」マックス・フェルスタッペンは、2日目には序盤に燃料漏れの問題に見舞われ、最終日にはグラベルから戻ろうとした際にギアボックスのトラブルが発生するなど多くの走行時間を失った。最終日にトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは147周を走行シテが、マックス・フェルスタッペンは35周しかできなかった。「ウェットでは走行したくなかった。僕たちにとって意味はなかったからね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「トラックが乾いてきたときにインターミディエイトで出て行った。全てがうまく機能していると思う。僕たちは自分たちのプログラムを進めていたし、スリックタイヤの短い走行ではクルマのチェックを行っていた」「ロングランをやりたかったときにちょっとしたリークの問題があったので、とにかくクルマ全体のチェックを行った。予想よりも長く時間がかかった」「再び出て行ってターン12で膨らんだときにリバースに入れたらギアボックスに問題が発生した。でも、そのようなことは起こるものだ。いずれにしろ、今週末のコンディションは素晴らしいものではなかった」
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