マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンのギアボックスを交換することを決定。バンドーンはF1ベルギーGPの決勝でのグリッド降格が35グリッドから40グリッドに増加した。ストフェル・バンドーンは、F1ベルギーGPの週末にむけて予定していたエンジン交換に合わせて“スペック3.6”パワーユニットを搭載するために6つのエレメント全てを交換。すでに35グリッド降格ペナルティが決定していた。
このような状況では5グリッドのペナルティは違いをもたらさないため、マクラーレン・ホンダはさらにストフェル・バンドーンに新しいギアボックスも投入することを決定した。後方からスタートすることについてストフェル・バンドーンは「僕のモチベーションには影響しない」とコメント。「それがスパで起こるのはちょっと残念だけど、そういうものだ」「シーズン序盤のあらゆる故障を考えれば、ペナルティは避けられなかった。常にこのような状況になると思っていた」「僕たちは今後について考える必要がある。他のグランプリでこれが役立つことを願っている」ストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダのトップスピード不足を考えれば、決勝でポジションを取り戻すのは“間違いなく簡単なことではない”と認める。「第1セクターと最終セクターのトップスピードを見れば、僕たちはかなり不足している」とストフェル・バンドーンはコメント。「僕たちにとってオーバーテイクの機会はかなり少ない。うまくいけばちょっとした天候によって良い結果を出せるかもしれない。でも、常に僕たちの前で何が起こるかにちょっと依存している」F1ベルギーGPでは、ストフェル・バンドーンに加えて、ザウバーのマーカス・エリクソンとパスカル・ウェーレインもギアボックスを交換し、5グリッド降格が確定している。
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