ストフェル・バンドーンは、現在のホンダのF1パワーユニットでレースをするのは“不可能”だとし、“緊急”でもっと多くのパワーが必要だと断言している。苦戦が予想されたF1中国GPでは、フェルナンド・アロンソが一時ポイント圏内を走行したが、最終的にマクラーレン・ホンダはダブルリタイアに終わった。ストフェル・バンドーンは、マクラーレンのシャシーには好感触を得ているものの、ストレートでのホンダのF1エンジンのスピード不足を嘆いている。
「クルマの感覚はかなりいい。マッサのウィリアムズの後ろにいたときは、全てのコーナーで僕の方が速かったとさえ言える」とストフェル・バンドーンは Het Laatste Nieuws にコメント。「レースをするのに僕たちのトップスピードはあまりに遅すぎる。僕たちにとっては不可能だ。ストレートのスタートではミラーを見ているけど、終わりにはクルマは隣にいる。僕たちには緊急でもっと多くのパワーが必要だ」「クルマの感触はかなりいい。アップデートが機能しているように思うし、シャシーは正しい方向に進んでいる。とにかくストレートでのスピードが足りない」「エンジニアは僕たちのラップタイムは同等だと言っていたけど、それは僕たちがいるグループ内での差だ。上位のペースはもっと高い。でも、僕たちのいる方向では、より遅いクルマがいるのでタイムを失ってしまう」連戦はマクラーレン・ホンダにとってまったく理想的な状況ではない。ストフェル・バンドーンは、チームがバーレーンでより多くの問題に見舞われることを懸念している。「シーズンの2戦目だけど、今の僕たちのクルマは簡単ではないことはわかっている。でも、僕たちはベストを尽くそうとしているし、すぐに改善されるはずだ。でも、バーレーンではそうはいかないだろう。僕たちにとってまた難しい週末になると思う」
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