ヤルノ・トゥルーリが、NASCARマシンを初ドライブ。将来のNASCAR参戦への可能性を語った。ヤルノ・トゥルーリは、水曜日にフロリダのニュースマーナ・スピードウェイでNASCARマシンをテスト。ハーフマイルのサーキットで約400周を走破。ロングランでのスピードと一貫性はチーム関係者に好印象をもたらした。路面温度が50度近く上昇した非常に暑いコンディションの中、トゥルーリは3回目の走行で競争力のあるラップタイムを叩き出し、マイケル・ウォーレンス・レーシングのネーションワイドシリーズ・ドライバーであるトレバー・ベイン...
「とてもエキサイティングだったよ」とトゥルーリは語る。「ファン・パブロ(モントーヤ)が移籍するまでNASCARを知らなかったんだ。最初は大きなショックだったね。屋根つきのコックピットでピットロードを出て行くのは初めてだった」「頭が出ていないという感覚に慣れる必要があった。僕は地面に張り付くようなクルマに慣れている。カップカーはかなり動き回るね。スキルとフィーリング、そして理解力が必要とされる。多くの異なる要因があるし、何が周りで起こっているか気付くには賢くなければならない」「今回は、43台のマシンとレースをしたいトラックだとは思わない。少し難しくて、トリッキーだった。僕はもっと高速サーキットで、ここのようにあまりロールを止めずに高速コーナーでマシンをロールさせる方が好きだ」「でも、少なくともここでテストをしてフィーリングはわかったし、楽しかった。本当に楽しかったね。ファン・パブロ(モントーヤ)は、レースはずっと戦い続けるのでもっと良いと話していたし、レースを楽しめたら素晴らしいだろうね」ヤルノ・トゥルーリは、NASCARでの可能性も否定していないが、F1でのレースが最優先だとみられており、週末のトヨタ・モータースポーツ・フェスティバルが終わったら今後の活動を決定するとしている。