ザウバーは、冬季テスト中でフェラーリの新エンジンをテストしていたとの噂を否定した。報道では、フェラーリがカナダで新スペックの“パワーユニット”を投入するといわれており、Bild はさらに早く、バルセロナで20〜30馬力パワーアップしたものがデビューする予定だと報じている。 「新エンジンは冬のバルセロナテストですでにテストされていた」と同紙は主張。
「ライバルは気づいていなかった。なぜなら、そのユニットはザウバーのマシンに搭載されていたからだ」 だが、F1記者のラルフ・バッハは自身のブログ f1-insider.com で、新エンジンのデビューは6月のカナダになると述べている。 「それ以上早いデビューは理にかなわない」とラルフ・バッハは説明。「ベッテルは、割り当てられた4基のエンジンのうちの2基目をバーレーンで使い始めたばかりだ」 一度使用されたエンジンには、最新仕様のアップグレードを施すことはできない。 ザウバーも冬の間にフェラーリのアップグレード版エンジンを使用したとの噂を否定した。 「我々は1基のエンジンしか使えなかった」とザウバーは述べた。「それがスペシャルバージョンだったとは思わない。もしそうなら、確実に違いに気づいたはずだ」