佐藤琢磨は、インディカー 第15戦 ポコノの決勝レースを6位でフィニッシュした。予選9番手だった佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、ハンドリングの定まらないマシンで序盤には20番手以降まで大きく後退したが、ピットストップでマシンセッティングの調整を重ねて少しずつ走りを向上させていき、終盤土壇場でトップ争いに加わり、6位でゴールした。
レース終盤の180周目、トップを走っていたマシンがクラッシュしたことで飛び散ったマシンの破片がジャスティン・ウィルソン(Andretti Autosport)のヘルメットを直撃した模様で、ウィルソンはアレンタウンの病院にヘリコプターで搬送された。佐藤琢磨(6位)「ダウンフォース少なめでバランスの悪かったマシンで序盤は苦労し、タイヤの内圧調整も難しく、レースの大半は後方集団で戦っていました。しかし、ピットストップでマシンのセッティングを変更し続け、リスタートもいいものが切れて終盤に一気に上位へと進出できました。残り20周で2番手につけていたときには優勝を狙っていましたが、ストレートでスピードの伸びないセッティングを最後のピットストップで変更できなかったこともあり、6位という悔しい結果になりました。ジャスティン・ウィルソンのことはレースを終えてから知りました。容態がとても心配です。少しでも早く快復してくれることを願っています」
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