佐藤琢磨は、インディカー第14戦ミドオハイオのプラクティス初日に様々なトラブルに見舞われたが、日曜日に開催されるレースに向けては引き続き期待を抱いている。佐藤琢磨のベストは、トップから3.5mph(約5.6?/h)遅れの120.7mph(約193.1?/h)で22番手に留まった。2回のセッションで佐藤琢磨の周回数は通算22ラップで、これより少ないドライバーはひとりだけだった。
土曜日には午前中に45分間のプラクティスが行なわれた後、午後2時より公式予選が実施される。そして決勝レースは日曜日の午後3時にスタートが切られる。佐藤琢磨「チームにとっては厳しい1日でした。僕たちは水曜日に行われたオープンテストに参加し、順調に進化しました。今日はテストのときとはいくぶん異なるコンディションとなりましたが、それでも作業を続けることでいくつかのことを学びました。いずれにせよ、今日はドライブトレイン関連のトラブルが発生し、走行を中断することになりました。午後に向けてこのトラブルの改修を図りましたが、より深刻な別の問題が発生したため、計測ラップはコースインごとに1周しか走れませんでした。今日は計4回コースインしたと思いますが、これだけで何かを判断するのは困難です。とはいえ、少なくともパフォーマンスは向上し、マシンのフィーリングは改善されました。明日はもっと走行時間が欲しいので、雨が降らないことを期待しています」