山本左近が、20位完走を果たしたF1ベルギーGPの週末を振り返った。予選を21番手で終え、決勝を19番グリッドからスタートした山本左近は、変わりやすい天候のなか20位で完走を果たした。「先週末のベルギーGPは、天気は冬のように寒かったですけど、熱いレースができました!」と山本左近は自身の公式ブログでコメント。
「天気がコロコロ変わるということもありましたが、僕らの車の特性もサーキットに良くあっていました。ですから、周りのライバルチームと良いバトルしながらレースをできました」不安定な天候となった予選では、雨が降る前に13番手タイムを記録した山本左近。最終的には雨が止み21番手となった山本左近だが、チーム全体にとってエキサイティングな予選セッションだったと語る。「特に予選はとてもエキサイティングでしたよ! 雨が降ってくるって予報だったので、コースオープンと同時にほぼ全車コースイン。予選なのに各車連なった状態ってとても珍しかったですね」「で、ドライタイヤでアタックに入った途端、雨が落ちてきて、コースの濡れている部分は、とにかく滑る!例えて言うなら、車でアイススケートしてる感じ?!(笑)」「でも、タイムを出しにいかなきゃいけないので、飛び出すか飛び出さないか、まさに、生きるか死ぬかの、ホントギリギリのところで1周をまとめ上げて帰ってきたタイムが、なんと13番手!!(驚)」「これにはチームも興奮したらしく、チーム全員、そのまま雨が降り続けることを祈っていたそうです。(笑)」「まあ、僕も同じように雨を祈ってたのですが、結果止んでしまい、インターミディエイトでアタックしましたがトラフィックにひっかかったりしてしまいました。2010年の残り全てのレースに出場すると主張している山本左近は、今後のレースではチャンスを確実に捕えたいと語る。「今回は上手く行かなかったですが、絶対こういうチャンスはまたあるだろうし、その時は確実に捕らえたいなっと思います!」