バレンティーノ・ロッシは7日、ミサノ・ワールド・サーキットで、負傷後初の走行を行い、ザクセンリンクで開催される第8戦ドイツGPに復帰したいとの希望を語った。第4戦イタリアGPのフリー走行2で転倒した際に右脚脛骨を開放骨折してから32日後、バレンティーノ・ロッシは、ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チームが所有するR1・WSBで走行を行った。ロッシは、18時30分から11ラップを走行して1分41秒000を記録。19時45分から再び15ラップを走行し、1分38秒200を記録した。
右脚と右肩に痛みを感じたものの、ロッシは好調なパフォーマンスを披露。今後、リハビリプログラムを継続し、10日後に開催される第8戦ドイツGPの参戦に関しては、来週に決断を下すこととなった。合計26ラップの走行を終えたロッシは、「バイクに乗れるかどうか、ここからどのような仕事をするのかを確認するためにテストを実施した」と説明。「テストはポジティブだった。走ることはできたけど、MotoGPのレースは、このテスト以上なもの。足首、膝、肩が少し痛いけど、特に肩のパワー不足、足首の動きが少し足りない。ザクセンリンクでカムバックしたいけど、それを言うにはまだ早い。」「まだ12日ある。この数日間で体調が良くなるか待ちたい。今日のスーパーバイクはグッドで、楽しく走れた。本当にザクセンリンクで走りたいけど、決断を下す前に、もう1週間待たなければいけない」
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