ニコ・ロズベルグは、F1モナコGPを初制覇。親子2代でのモナコGP制覇を噛みしめた。過去2戦、ニコ・ロズベルグはポールポジションからスタートしたにも関わらず、メルセデスのレースペースに苦戦して後退していたため、レース前は優勝の可能性を軽視していた。だが、今週末のニコ・ロズベルグは、フリー走行からすべてのセッションを制覇。決勝では3度のリスタートを物ともせず、一度もリードラップを明け渡すことなくレースを支配した。
「このレースに勝てたことを本当に嬉しく思っている」とニコ・ロズベルグは述べた。「ここ数レースは、大きく後退していたし、かなり厳しかった」「そのことをちょっと気にしていたけど、大丈夫だったね。この状態が長く続いてくれることを願っている」「今日、チームは素晴らしいクルマを与えてくれた。彼らが短期間でどれくらいペースを改善できるかを見れたのは本当に嬉しい」メルセデスは、プライベートテストでピレリと現行マシンをテストしたことが問題視されているが、ニコ・ロズベルグは、タイヤを非常にうまく使えたと認めた。「スタートは酷かったし、セバスチャンとルイスに迫られたけど、その後はペースをコントロールできた」「クルマは本当に良かったし、タイヤも問題なく持ってくれた。それが本当に重要だった。チームに心から感謝したい」モナコで育ったニコ・ロズベルグは「驚くべきことだ。ここが僕の家だ。僕はずっとここで育ってきたし、本当に特別だ。週末全体、完璧だった」とコメント。ニコ・ロズベルグが生まれる前の1983年、父親であるケケ・ロズベルグが同じモンテカルロで優勝している。「かなり若いときにこのレースを見ていたときの最初の記憶は赤と白のクルマに乗り、黄色いヘルメットをかぶったアイルトン・セナだった」「このレースは、勝つことが最も特別なレースだ。信じられないし、現実ではないようだ。F1でも特別なことだ」関連:F1モナコGP 結果:ニコ・ロズベルグが今季初優勝
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