ルノーF1チームのF1ドライバーであるダニエル・リカルドは、大規模の山火事が続いている母国オーストラリアへの寄付を呼びかけ、今年の開幕戦オーストラリアGPで着用するルノーのレーシングスーツをオークションに出品する計画を発表した。オーストラリアのニューサウスウェールズ州では、昨年9月から熱波による森林火災が継続。1月2日には州政府が今季3回目の非常事態を宣言。昨年9月以降、1月4日までで死者は計18人、家屋の焼失は1300棟以上に上る。
また、同州だけでコアラは8000匹が死亡、動物の犠牲は5億匹に及ぶと報じられている。オーストリアの複数の政府および民間団体と救援サービスが義援金を呼びかけており、同国出身のダニエル・リカルドも協力。今年の開幕戦オーストラリアGPで着用するレーシングスーツにサインを入れてオークションに出品することを発表した。「オーストラリアは深刻な壊滅的な山火事に苦しんでいる。寄付してくれる親切なみなさんに是非お願いしたい」とダニエル・リカルドはインスタグラムでメッセージを述べた。「オーストラリア赤十字、野生生物を救助するWIRESに寄付できる。もっとたくさんあると思うけど、これらが僕が寄付した2つだ」「今年のオーストラリアグランプリでレースをする僕のレーススーツにサインしてラッフルで当選商品にする。すべての収益はこれら2つの慈善団体にも寄付される」「今後数日で詳細を発表する。僕の想いはこの時期に苦しんでいるすべての人と共にある。行動を起こそう」 この投稿をInstagramで見る Daniel Ricciardo(@danielricciardo)がシェアした投稿 - 2020年 1月月4日午前1時43分PST