ダニエル・リカルドは、新デザインのF1ヘルメットに込めた『Stop Being Them(彼らのようになるな)』のメッセージに込めた意味を語った。今年からルノーに完全移籍したダニエル・リカルドは、以前の雇用主であるレッドブルが規定したスペックに従うことがなくなったことで、今年はカラフルで創造的なヘルメットデザインを採用している。
ヘルメットには“Stop Being Them”のメッセージが刻まれており、それは元所属チームであるレッドブル・レーシングに向けられたものだとの見方があった。ダニエル・リカルドは、レッドブルを離れた理由を“愛が感じられなかった”ためだと語っている。だが、ダニエル・リカルドは、決して彼の前チームに向けたものではなく、単純に自分を奮い立たせ、刺激を与えるためのモットーだと説明した。「レッドブルに向けたものではない。でも、とにかくルノーで自分のやりたいことを何でもできる自由を得て、それなら何かクレイジーで違ったことをしてみようかと考えただけだ」とダニエル・リカルドっは説明。「だから、基本的に“彼らのようになるな”というのはトレンドに流されてはいけないと自分自身を励ますためのものだ。自分のやりたい方法があるなら、大胆にそうしろというね」その言葉はレッドブルを意図したものではないかもしれないが、ルノーとの新しいF1キャリアではプロモーション活動を含めたしがらみから解放されたようだ。「本当に素晴らしかったのは6週間空港に行かなくてもよかったことだ。あんなに長く飛行機に乗らなかったのはこの10年間で最長だと思う」「僕はアウトドアが好きだし、友達と遊んで、たまにはビールを何本か空けるのが好きだからね」関連:ダニエル・リカルド、ルノー移籍は「レッドブルに愛を感じなかった」