レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、F1バルセロナ合同テスト2日目にトップタイムを記録。しかし、まだメルセデスの方が前にいるとリカルドは語る。ダニエル・リカルドは、F1バルセロナテスト2日目にハイパーソフトで1分18秒047を記録してカタロニア・サーキットのトラックレコードを更新。しかし、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は1段階硬いウルトラソフトで0.353秒差の2番手につけている。
前日は体調不良によってチームメイトのマックス・フェルスタッペンに走行を代わってもらったダニエル・リカルドだが、この日は全ドライバーのなかで最多となる165周を走り込んだ。「良い日だった。なんとか切り抜けることができたよ!」とダニエル・リカルドはコメント。「今日は楽観的な走行プランを立てていたし、多くのことを成し遂げるのは難しいと思っていたけど、その全てを達成できたので良かったと思う。今夜はぐっすり眠れるよ!」「今日は大量のラップを走り込めたし、そのなかでいくつか速いラップも走れた。素晴らしかったね。ハイパーソフトが助けになったのはもちろんだけど、午前中の序盤にいくつか変更を施して、ミディアムで走行した後、ソフトタイヤでも走った。僕たちが施した変更はクルマに役立っているように思うし、自信を感じることができるようになった」「今日は気温もいい感じで本格的なテストを開始することができた。問題なかったよ。17秒台に入れたかったけど、レースまで取っておくことにするよ。状態としてはいい位置まできていると思う」ダニエル・リカルドは、レッドブルの2018年F1マシン『RB14』は昨年マシンよりも競争力があると確信しているが、現段階ではラップタイムに心を奪わえることはないと語る。「僕たちはいい位置にきていると思う」とダニエル・リカルドコメント。「でも、メルセデスはかなり速いと思う。タイヤでコンマ数秒あるし、彼らが予選モードを使えば、おそらく僕たちよりも上にいるだろう。彼らにはまだ余力があると思う」「でも、それほど悪くはない。僕たちはかなり良さそうだ。現時点でフェラーリについてはあまりわからないけど、僕たちはそれなりの位置にいる」「今日もクルマに良い変更を施すことができたし、僕たちは12ヶ月前よりもいいと思う。かなりいいと言っておこう。ロングラン、ショートランは想定の範囲内だし、そこはポジティブだ」昨年、レッドブル・レーシングは3勝を挙げたが、その一方で信頼性トラブルもあった。ダニエル・リカルドは、レッドブルは昨年の強みを生かした競争力のあるパッケージを作ったと考えており、2018年は定期的にメルセデスとフェラーリと戦えることを期待していると語る。「僕たちにはまだいくつか弱点はあるけど、僕たちの長所は優れていると思うし、今はとにかくいくつかの弱点に取り組んでいるところだ。バランスは昨年マシンと似ているけど、昨年良いクルマだと感じていた部分はさらに良くなっている。僕たちの長所はより強くなっている」「12ヶ月前よりも少し近いところにいると思う。最終セクターでのクルマの感触はかなり強力だったし、そこは良いベースだ。まだいくつか弱点に取り組んでいくけど、全体的にはそれほど悪くはない」関連:F1バルセロナテスト2日目 結果:ダニエル・リカルドが最速タイム
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