ダニエル・リカルドは、レッドブルが2013年もマーク・ウェバーと契約を更新したことによってレッドブル昇格へのドアが閉ざされたとは考えていない。今年トロ・ロッソと契約し、レッドブルの育成プログラムの期待の星であるダニエル・リカルドとジャン・エリック・ベルニュは、2013年にレッドブルへ昇格する候補として考えられていた。
しかし、レッドブルは、今シーズン前半に好調なパフォーマンスをみせているマーク・ウェバーと来シーズンの新しい契約を結んだ。だが、ダニエル・リカルドは失望していないと主張する。「ネガティブになっていたわけではないけど、少なくとも来シーズンはそうはならないだろうと考えていた」とダニエル・リカルドは West Australian にコメント。「やるべきことはまだたくさんあるとわかっていたしね。でも、今年をやり終えて、シートを獲得するために僕に特別な何かができるということを示すためのレースは20戦あった」昨年末にセバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリを放出したトロ・ロッソは、今季わずか6ポイントと苦戦。しかし、ダニエル・リカルドは、少なくとも2013年にシートを維持できる仕事はできていると考えている。「ここからのシーズンがかなり酷いものにならない限り、彼らが僕の代わりを探すとは思わない」「でも、僕がやっていることを続けられれば、もしくはもう少し改善できれば、そうなれば素晴らしいけど、ここに留まることになると思う」