ルノーは、F1ベルギーGP決勝レースで、フェルナンド・アロンソ、ロマン・グロージャンともにリタイアだった。13番手からスタートしたフェルナンド・アロンソは、燃料をセーブし、1回目のピットストップ前には3番手まで順位をあげていた。しかし、オープニングラップの1周目にエイドリアン・スーティルとの接触で左フロントホイールを損傷しており、なんとか交換してピットアウトしたものの、チームはリタイアを決断した。
19番手からスタートしたロマン・グロージャンは、オープニングの多重事故でリタイア。グロージャンを含む4名の事故は、レース後の審議対象となっている。フェルナンド・アロンソ (リタイア)「今日は表彰台のチャンスを逃した。スタートはうまく行って、いくつかポジションをあげたし、戦略も良さそうだった。クルマは期待以上に良かったし、最初のピットストップに入ったときは3番手だった。そして、左フロントタイヤのなにかがおかしいことが明らかになり、チームはリタイアするよう僕に告げた。レース序盤の1コーナーでダメージを負ったんだと思う。なんとしても2週間後のモンツァでは今日の失望を埋め合わせたいと思う」ロマン・グロージャン (リタイア)「とても良いスタートをして、13番手まであがって良いペースをキープしていたけど、そのあとターン5でバトンが僕を押し出して、僕のレースは終わった。レースを完走して、この特別なサーキットでもっとマシンを学びたかったので、とてもフラストレーションを感じている。モンツァではもっとうまくやれることを期待している」レース結果:F1ベルギーGP 決勝:ライコネンが今季初優勝!フィジケラ2位