レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、F1メキシコシティGPでの表彰台獲得を受け、残り4戦に向けて「アプローチを変えるつもりはない」と語った。マックス・フェルスタッペンが5度目のドライバーズタイトルを目指す中、チームは一貫した方針を貫く姿勢を示している。メキシコGP前の時点でフェルスタッペンはオスカー・ピアストリとのポイント差を104まで詰めたが、今回は4番手スタートからペース不足に苦しみ、3位でフィニッシュ。それでもピアストリを上回り、首位ランド・ノリスを含めたトップ3が36ポイント差に...
「チャンピオンシップのために戦っているわけではない」「我々のアプローチは変わらない」とメキースは語った。「5戦前もチャンピオンシップを意識していなかったし、オースティンの前もそうだ。オースティンの後も同じだ。重要なのはマシンパフォーマンスだ。今週末は100%満足できる内容ではなかったが、今すでにミルトン・キーンズで作業を進めている。明日からはブラジルに向けた準備だ」「何が学べるか、それがすべてだ。チャンピオンシップは結果としてついてくるものであって、我々のやり方を変えるものではない」メキース「ノリスは手が届かなかった」フェルスタッペンはミディアムタイヤでスタートし、1ストップ戦略を採用。終盤はソフトタイヤでシャルル・ルクレールを猛追したが、カルロス・サインツのストップによるバーチャル・セーフティカー導入でチャンスを失った。「それもレースの一部だ」とメキースは述べた上で、「とはいえ、今回の我々は直近の数戦ほど強力ではなかった。明確な理由は見つかっていないが、マックスに“普段のようにプッシュできるクルマ”を与えられなかったのは事実だ」と分析した。「その分、少し遅れを取った。失った要素の一部は把握しているが、それでノリスに匹敵できたかといえば、正直難しかったと思う。彼は本当に速かった。今週末は完全に手が届かなかった」レッドブルは安定を優先、ブラジルでの反撃狙うメキースの発言からは、タイトル争いよりもマシン開発と理解の深化を重視する姿勢が明確にうかがえる。フェルスタッペンはメキシコで苦戦しながらも表彰台を確保し、依然として逆転の可能性を残す位置にいる。ミルトン・キーンズのファクトリーではすでにデータ解析が進められており、ブラジルGPでは空力バランスの再調整が行われる見込みだ。フェルスタッペン、ノリス、ピアストリの3人によるタイトル争いは、いよいよ最終盤に突入する。