レッドブル・レーシングはハードロックとのパートナーシップの複数年延長を発表。両社はこの契約を「グローバルな提携」と表現している。世界中に250店舗のハードロック・カフェを展開する同社は、F1における存在感をさらに高めることを約束しており、マイアミとラスベガスのグランプリでもその関与が注目されている。
レッドブル・レーシングのF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「ハードロック社とのパートナーシップをさらに3年間延長できることを誇りに思う。また、このようなエキサイティングで象徴的なブランドと今後も一緒に仕事ができることを楽しみにしている」と述べた。「ハードロックがチームへのコミットメントを倍増させることは、我々が築き上げた揺るぎないパートナーシップの証であり、過去3年間にわたってコース上およびコース外で達成したことを確固たるものにする」「今後もさらに多くの取り組みを共に実施し、世界中の観客を魅了し続けることに疑いの余地はない。また、パートナーシップの期間中、さらなる革新とコラボレーションを実現することを楽しみにしている」レッドブルとハードロックの継続的な関係は、メキシコとブラジルのグランプリの両方でさらに伝えられ、後者の乳がん研究のための資金調達キャンペーンであるPINKTOBERキャンペーンをマシンに表示する。フェルスタッペンとペレスの両者は、両方のレースでピンクのオーバーオールを着用し、キャンペーンをさらに推進する。レッドブル、2023年のF1チームの収益が3億700万ポンドに増加レッドブル・レーシングは、圧倒的な記録を打ち立てたシーズンを終え、2023年度のF1チームの収益増加を記録した。オーストリアのエナジードリンクブランドであるレッドブルは、2023年度の財務年度の収益を3億700万ポンドと報告しており、前年度より3,000万ポンド増加している。しかし、レッドブルの全体的な利益は200万ポンドから120万ポンドに減少した。報告書には、「コストベースの増加は主に成功報酬によるもので、2023年のコース上でのチームのパフォーマンスを反映している」と記載されている。レッドブル・レーシングはF1史上、どのチームよりも圧倒的なシーズンを過ごし、マックス・フェルスタッペンは22のグランプリのうち19勝を収めた。チームメイトのセルジオ・ペレスはサウジアラビアとアゼルバイジャンで優勝し、レッドブル以外のチームの勝利はシンガポールでのカルロス・サインツによるものだけだった。