レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1マイアミGPでの勝利で開幕5連勝という圧倒的なシーズンスタートが続いていることを受け、F1のライバルであるメルセデスとフェラーリに対して皮肉な言葉を浴びせた。マックス・フェルスタッペンは9番グリッドから楽々とレースを進め、チームメイトのセルジオ・ペレスを抜いてマイアミ・インターナショナル・オートドロームで再びレッドブル・レーシングは1-2フィニッシュを達成した。
レッドブル・レーシングは、今シーズンこれまで5レースすべてに勝利し、4回のワンツーフィニッシュを達成している。マイアミでもレッドブル RB19のパフォーマンスの優位性は揺らぐことなく、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、フェルスタッペンから25秒以上遅れて3位で表彰台に上った。「5レース、5勝、そしてスプリント、4回のワン・ツー・フィニッシュ。こんなスタートは初めてだ」とクリスチャン・ホーナーはSkyに語った。「我々は『他のチームはどこにいるんだ?』と疑問に思っている」「我々は冬の間に普通にステップを踏んできた。フェラーリやメルセデスはどこに行ったのだろう?」「彼らはヨーロッパに向けて大きなアップグレードに懸命に取り組んでいる。ペナルティがある以上、我々は今年後半にマシンをアップグレードしなければならない」「自分たちと相手の間に、できるだけ新鮮な空気を取り込むことが重要だ」 現在の優位性にもかかわらず、ホーナーはレッドブル・レーシングがF1コストキャップの罰則の影響を遅かれ早かれ感じることになると主張した。「次のレースから、大きなアップグレードが行われることを目にするだろう」とホーナーは語った。「我々は何をテストし、何を開発するか、超厳選しなければならない」「マシンは素晴らしいスタートを切ったので、我々は大きな問題を解決する必要はない。漸進的な利益に集中することができる」「今年後半に収束すると予想している」