レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2022年F1オランダグランプリの予選を振り返った。マックス・フェルスタッペンは白熱のオランダGP予選セッション最終盤でシャルル・ルクレール(フェラーリ)を上回り、2年連続母国GPポールポジションを獲得した。しかし、セルジオ・ペレスにとっては失意の予選となり、最終アタックの最終コーナーでスピンを喫した結果、決勝レースを5番グリッドからスタートすることになった。
「好調時のエリートスポーツマンは重圧がかかっていても素晴らしいパフォーマンスを発揮できるが、今日のマックスはまさにそうだった。彼は経験を重ねながら成熟と成長を続けている。彼はシーズンを通じて並外れたパフォーマンスを発揮できる能力を証明してきた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「シャルル(ルクレール)が強力なベンチマークを叩き出したので、マックスのパーフェクトラップには大きなプレッシャーがかかっていたが、彼は見事にやってのけた。差はごくわずかだったが、明日のレースに向けては大きな差になる。しかし、以前から言っているように、すべてはチームワーク次第だ」「舞台裏ではいくつものハードワークが重ねられていて、ミルトン・キーンズのファクトリーでは複雑な計算処理やシミュレーター作業が深夜まで行われている。チェコが最後のラップを完了できなかったのは残念だ。彼も好調なパフォーマンスを見せているので、おそらくセカンドローにつけられたはずだが、5番グリッドからでもシャルルとカルロス(サインツ)にハードファイトを仕掛けることは可能だ」「レースではメルセデスも高い競争力を見せるだろう。彼らには失うものがないので、ハードにプッシュしてくるはずだ。非常にエキサイティングなレースになる条件はすべて整っている」
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