レッドブルF1のモータースポーツアドバイザイを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンの2028年までの新契約は、レッドブル・レーシングにとって初めての異例の長期契約だと認める。レッドブル・レーシングは3月3日(木)、現役F1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンと2028年シーズンまでの新たな5年契約を締結したことを発表した。
これにより、マックス・フェルスタッペンは、これまで発表されているマクラーレンのランド・ノリス(2025年)とシャルル・ルクレール(2024年)よりもさらに長く、F1グリッドで最長の契約が保証された。マックス・フェルスタッペンが契約を全うして2028年の終わりまでレッドブル・レーシングに留まった場合、F1カレンダーの現在の長さを考えると、フェルスタッペンはミハエル・シューマッハの記録を破り、1つのチームに最も長く所属し、最も多くのレーススタートを切ったドライバーとなる。今シーズン、レッドブル RB18にカーナンバー1を掲げるマックス・フェルスタッペンが、レッドブルでどれほど愛されているかは誰にとっても明らかだ。現在、24歳のマックス・フェルスタッペンは、新契約を終えるときには31歳になっているが、ルイス・ハミルトンとミハエル・シューマッハは二人とも20代よりも30代で多くのドライバーズタイトルを獲得しており、モータースポーツで最高の年月を過ごす可能性がある。一方、レッドブル・レーシングは新しい時代に向かっており、新たに設立されたエンジン部門のレッドブル・パワートレインズが2023年からF1エンジンを運用し、2026年から独自のエンジンメーカーになる準備をしている。そのため、モータースポーツで最高の一人と見なされているドライバーであるマックス・フェルスタッペンとの契約を確保し、長期的にライバルからの引き抜きを阻止することが重要だった。「数字については話さないが、両者ともに非常に満足しており、それは今後も続くだろう」とヘルムート・マルコはF1 Insiderに語った。「我々れがマックスを高く評価しているという事実は、新しい契約の期間から明らかだ。通常、レッドブルはそのような長いコミットメントはしない」「レッドブルではキャラクターが非常に重要なクオリティであることは周知の事実であり、我々はそれを非常に高く評価している」
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