レッドブル・ホンダF1のチーフエンジニアを務めるポール・モナハンは、オーストリアの2連戦の間にレッドブルとホンダF1が信頼性を改善させる費やした努力は“途轍もない”ものだったと称賛する。2020年のF1世界選手権の開幕戦となったF1オーストリアGPでレッドブル・ホンダF1の2台は電気系のトラブルが発生したことによってダブルリタイアに終わった。
マックス・フェルスタッペンのリタイアは、レッドブル・リンクの攻撃的な縁石によるメカニカル的な故障が原因だった。ホンダF1は、“考えうる対策”を施し、第2戦F1シュタイアーマルクGPではトラブルは発生せず、レッドブル・ホンダF1はマックス・フェルスタッペンが今シーズン初表彰台となる3位、チームメイトのアレクサンダー・アルボンが4位でフィニッシュした。ポール・モナハンは「仕様という点で、マシンを改良するために両方によって費やされた府努力は途轍もないものであり、素晴らしかった」とポール・モナハンはコメント。「アストンマーティン・レッドブル・レーシング内ではいつものことだが、ホンダは素晴らしい仕事をしてくれた。努力の集大成だ。表彰台は素晴らしい結果であり、マックスにとって良い報酬だった。彼は本当にいいレースをしていた」「アレックスが完走するのを見るのも素晴らしい報酬だった。彼は挑戦してきたドライバーたちから見事に守った」「再びメルセデスが我々の前にいるのを見るのはフラストレーションだがね。なので、それは幸福とフラストレーションのかなり理解できる組み合わせだった」「メルセデスよりもどこが遅いかについては見ればわかると思う。どこでも少しずつ遅いし、我々にはやらなければならないことがある」とポール・モナハルは語る。「彼らのエンジンはかなり強いし、、マシンは強い。彼らを捕らえるのは大変な挑戦になるだろう。我々にそれができるかどうか見てみよう。乗り越えられないわけではない。不可能ではない」ポール・モナハンは、レッドブル・ホンダF1は最初の2レース間の短い日程で信頼性を向上させただけでなく、空力パフォーマンスについても前進を果たしたと語った。「我々はマシンを改良するために莫大な仕事をした。すべてが目に見えるものではない。先週、我々は1台が10周かそこらでマシンをコース脇に止め、もう1台はレースの最後にガラガラと音を立てて止まった」「今週、我々は重要な何かを保護したり対処したりすることなく走り切った」「それはそのために助けてくれたすべての人にとって非常に満足のいく素晴らしい報酬だった。ボディワークのアップデートは広範囲にわたり、金曜日に再度テストされ、すべてのパーツがそこにあった。そして、2台の価値以上の結果を得ることができた。全員の驚異的な努力の賜物だ」「彼らの努力は、スコアボードの3位と4位で報われた。そして、チームの合理的な順序が明確になり始めていると思う」「そして、それはホンダF1にとって素晴らしい報酬だ。彼らは先週末以降、非常に懸命に働いている。我々は前進している」