レッドブルは、2016年に“タグ・ホイヤー”の名前が付けられたルノー製パワーユニットを搭載することを発表した。 レッドブルは、最終戦F1アブダビGPで2016年のエンジン契約を確保したことを明かしており、3日には、エンジンカバーを外したF1マシンを白衣を着たタグ・ホイヤーのスタッフの画像に「スイスのエンジニアリングが来シーズンのギャップを縮める」と投稿して注目を集めていた。
レッドブルは「チームにとって2016年型マシンに載せるパワーユニット名を明らかにするに適切な時が来た」とし、ルノーが供給するパワーユニットにタグ・ホイヤーの名を冠することを明かした。2016年シーズンを戦うF1マシンは『レッドブル・レーシング-タグ・ホイヤー RB12(Red Bull Racing-TAG Heuer RB12)』と名付けられる。 レッドブルと複数年に渡る長期のパートナーシップ契約を締結したタグ・ホイヤーは、レッドブルの公式タイムキーパーとなり、また公式時計パートナー、チームパフォーマンスパートナーも務める。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「タグ・ホイヤーとレッドブルはいずれもレーシングに情熱を注ぎ、他とは異なるやり方に熱意を持つとても優れたブランドであり、今回の他に類を見ないコラボレーションでもそれが証明されている」とコメント。「タグ・ホイヤーは、長年にわたってF1界の象徴的な存在であり、彼らがF1との関係を継続する上で我々をタイアップ先に選んでくれたことを嬉しく思う。革新の価値や観衆よりも目立ちたいという願望が今回のF1における最大にエキサイティングなパートナーシップのひとつが実現するに至った」「また、ルノーがF1に長期にわたってコミットくれることになったのも嬉しく思う。2007年以来、我がチームを支えてくれていることに感謝している。彼らとイルモアの技術提携が我々に自信を与えてくれると共に、2016年が楽しみにしている」タグ・ホイヤーのジャン・クロード・ビバーCEOは「F1はタグ・ホイヤーのDNAに深く根付いており、レッドブル・レーシングは若く、ダイナミックに突き進むチームだ」とコメント。「彼らは我々のマーケティング戦略に完全に合致した。それにより、タグ・ホイヤーには大きな可視性が与えられ、エキサイティングで他とは異なる革新的なパートナーシップを実現させてくれるだろう。レッドブル・レーシング・チームのサポートと人を引き付ける熱意と共に、我々のモットーである“#DontCrackUnderPressure(プレッシャーに負けるな)”があらゆる活動を超えて指針となるだろう」
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