キミ・ライコネンは、2009年シーズン、再びチャンピオンシップを目指し戦うことを誓った。2007年のチャンピオンであるキミ・ライコネンは、2008年にタイトルを防衛することはできず、チームメイトのフェリペ・マッサの影に隠れてしまう難しいシーズンとなった。シーズンの大部分でF2008のハンドリングに満足することができなかったライコネンだが、今年のF60では既に良い感覚を得ていることを認めた。
「話すには早過ぎるけど、間違いなく感覚はいいね」「ミスから常に学ぶことがあったけど、昨年を理解することに特に興味はない。行ったことを変えることは出来ないし、それは助けにはならない」「今年我々が出来ることについて話すことに満足している」ライコネンは、2008年シーズンのリベンジのために戦うのではないと語る。「ベストを尽くすだけだ。みんな僕たちがすべきことをわかっているし、目標はチャンピオンシップに勝つことだ」「それを達成するためには多くのことをうまくやる必要がある。でも、運のことを話しているわけではないし、今はそれについては考えていない。良いテストをして、序盤戦で力強いスタートを切ることを考えている。ライコネンはまた、先週のバーレーンテストの仕上がりに満足していることを明かした。「とても良かったよ。素晴らしい第一歩だったし、全てが有効に作用した。スリックに関しては、クリスマス前に旧型車で試したときと比較してもあまり違いはなかった」「他のチームがどのように働いているかはわからない。これまでラップタイムはみんな非常に接近しているけど、テスト中はタイヤも違うし、後になってみないと良いか悪いかはわからない。でも、他チームについては、興味もないし、心配もしていない。自分たちのことを考えよう」2010年までフェラーリとの契約を結んでいるライコネンは、フェラーリがF1キャリアで最後のチームになると主張する。「2年の間、僕がまだ楽しんでいるか、他のことがしたくなるか見てみるつもりだ。でも、間違いなくフェラーリは僕の最後のチームになるだろう。だからといって、2010年に僕が辞めるということではない」
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