ポルシェ ジャパンは、ボクスターGTSおよびケイマンGTSの予約受注を4月3日(木)より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。ボクスターGTSおよびケイマンGTSは、パワーアップしたエンジンと高性能なPASMシャシーを備えており、自らが属するセグメントにおいてスポーツ性能の新たなベンチマークを打ち立てる。
また、独自にデザインされたフロントエンドとリアエンド、ブラック仕上げのポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)付バイキセノンヘッドライト、さらには光沢感あるシルキーブラックのモデル名ロゴを装備。どのパーツも従来モデルとの違いはわずかであるものの、ニューモデルの個性を際立たせている。車両のキャラクターを表わすモデル名“GTS”は「グランツーリスモスポーツ」の略語であり、ポルシェならではの卓越したパフォーマンスを確実に発揮する。GTSの称号を手にした最初のポルシェ モデルは、1963年に登場した伝説のマシン、「904カレラ GTS」。ボクスターGTSおよびケイマンGTSは、サーキットでの走行性能と日常の使い勝手に優れた真のスポーツカーを新たな視点から捉えたポルシェの新たなコミットメントとなる。搭載される6気筒ボクサーエンジンは、ボクスターSとケイマンSに搭載されている3.4リッターエンジンをベースに15 PS(11 kW)の出力アップを果たし、ボクスターGTSでは330 PS(243 kW)、ケイマンGTSでは340PS(250 kW)の最高出力をそれぞれ実現している。最大トルクも10 Nm増大。両モデルで標準装備となったスポーツクロノパッケージのスポーツ・プラススイッチを押すと、ボクスターGTSのPDK仕様車は0-100 km/h加速で4.7秒のタイムをマークし、ケイマンGTSのPDK仕様車はそれをさらに0.1秒上回るタイムを叩き出す。ボクスターGTSの6速マニュアルトランスミッション仕様車では最高速度が281 km/hとなり、プレミアムロードスターの中で初めて280 km/h台をマーク。ケイマンGTSの最高速度は、ボクスターGTSの数値をさらに上回る285 km/h。どちらも、2シーターのミッドシップモデルとしては初めてEuro 6の排出ガス基準をクリアする見通しとなっている。なお、同基準に基づくテストを実施した結果、両モデルのPDK仕様車は燃料消費量の値が8.2 ℓ/100 kmとなっています(マニュアルトランスミッション仕様車:9.0 ℓ/100 km)。ボクスターGTSとケイマンGTSは、究極のドライビングダイナミクスを実現しているだけでなく、色褪せない走行快適性とエクスクルーシブな装備がもたらすポルシェ特有の多様性も備えている。例えば、PASMとスポーツクロノパッケージが標準装備されているため、ドライバーはスイッチを押すだけでスポーツ性を極めた走りと、長距離クルージング時の快適性に優れた走りを自在に切り替えることが可能。20インチのカレラS ホイールには、フロントに235/35タイヤ、リアに265/35タイヤを装着。また、同じく標準装備されているスポーツシートとレザーインテリアは、ポルシェが誇る他のGTSモデルと同様、アルカンターラを組み合わされ洗練度が高められている。この2モデルのデビューにより、ポルシェはGTSモデルのラインナップをボクスターとケイマンにまで拡大。カイエンGTSやパナメーラGTSと同様、どちらのニューモデルもスポーツ性を極めたグレードとして、セグメントをリードする優れたドライビングダイナミクスを発揮する。1963年にデビューし、GTSの文字を初めて使用した904カレラGTSは、レーシングカーでありながら公道を走ることもできた。1980年代と1990年台には、924 GTSと928 GTSがこのコンセプトを発展させている。そして2007年にカイエンGTSという形で再び登場すると、その後は911シリーズとパナメーラにも継承されている。ボクスターGTS、ケイマンGTS希望小売価格車種トランスミッションハンドル希望小売価格(消費税込価格)ボクスターGTS6速 MT右/左\8,850,0007速 PDK右/左\9,490,00ケイマンGTS6速 MT右/左\9,150,0007速 PDK右/左\9,790,000※日本導入は本年4月1日以降となるため、希望小売価格は消費税8%での表示。
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