ピレリのモータスポーツダイレクターを務めるポール・ヘンベリーは、2013年のF1テストドライバー候補に小林可夢偉を含めた3名の名前を挙げた。また、ポール・ヘンベリーは、ルーカス・ディ・グラッシとの契約が2013年末であることを明らかにした。「ルーカスは、我々のために素晴らしい仕事をしてくれている。来年以降、彼が2013年に残留するかそうではないかは我々の決定次第だ」とポール・ヘンベリーは Totalrace に述べた。
ハイメ・アルグエルスアリも2012年のピレリのテストドライバーを務めていたが、アルグエルスアリは来季レースシートに戻ることを望んでいる。「ルーカスに加え、我々は(エイドリアン)スーティルやアルグエルスアリといった市場に出ている他の名前も評価している」だが、エイドリアン・スーティルは、来年レースに復帰する計画を立てており、公式ウェブサイトには“次の目的地:オーストラリア”の文字が掲載されている。小林可夢偉については「可能性はある」とポール・ヘンベリーはコメント。小林可夢偉は、テルメックスの支援を受けるエステバン・グティエレス、また印象的なルーキーのロビン・フラインスにシートを奪われるとの見方が強い。「彼(小林可夢偉)がどうなるか見守っていく。彼はまだ(レース)シートを獲得しようとしていると思っているので、待ってみるつもりだ」また今年でF1を退くミハエル・シューマッハについては「日本で彼を説得しようとしてみたよ」とポール・ヘンベリーは笑いながらコメント。「でも、うまくはいかなかった。彼はスカイダイビングなどをしたいんだと思う」
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