ピエール・ガスリー(アルピーヌ)が、2024年F1第4戦日本GPへの展望を語った。ピエール・ガスリーは日本に馴染みのあるドライバー。F1キャリアに先立ち、2017年に鈴鹿で日本スーパーフォーミュラシリーズに参戦。途中、トロロッソからのF1参戦で離脱したものの、チャンピオン獲得の可能性を賭けて鈴鹿でのシーズン最終週のダブルヘッダーに臨んだが、台風の脅威により両レースとも中止となった。
その後も、ホンダのエンジンを積んだトロロッソ、アルファタウリのドライバーを務めていた。「オーストラリアでは17番手からスタートして13位でフィニッシュした。できる限りのことをした。一時は8位を走っていて、何か自分たちに有利になるようなことが起きないかと期待していた。レースでできたことはそれだけだった。現時点ではポイント争いには程遠いので、マシンを改善できるまで辛抱しなければならない。チームがパッケージを理解し続け、チャンピオンシップのあるべき位置に戻れるようなパフォーマンスを発揮してくれることを全面的に信頼している」とピエール・ガスリーはコメント。「全員がベストを尽くしているし、状況を改善するためにポジティブな方向に向かっている。次のレースは日本で、鈴鹿という国もトラック自体も大好きな場所のひとつだ」「日本に行くのも、鈴鹿サーキットでレースをするのも大好きだ。ほとんどすべてのドライバーが鈴鹿を愛している。鈴鹿はスピードがあり、コーナーのコンビネーションが難しく、オーバーテイクのチャンスもあるので、通常レースは良いものになる。スーパーフォーミュラのレースで多くの時間を過ごしたから、日本は僕にとって特別な場所なんだ。ファンは素晴らしい。とても温かく、礼儀正しく、このイベントを特別なものにしてくれる。今週末はレベルアップして臨みたい。クルマには小さなアップデートがいくつかあるので、プラクティスでそれを試して、残りの週末につなげたい」「レース後はハミルトン島を訪れ、オーストラリアでリラックスした数日間を過ごした。F1で同じことを考えていたのは僕だけではなかったようだ!この美しいゴルフコースでゴルフをしたんだ。ベストを尽くしたわけではなかったけど、景色は素晴らしく、ラウンドをとても楽しいものにしてくれた。グレート・バリア・リーフにも行った。全般的に、リラックスして少し休む時間を持てたのはとてもよかった。時差ボケにはいつも悩まされるし、週末はレースで忙しいから、体をほぐしてエネルギーを回復させることが重要なんだ」「今週は数日間東京にいた。世界で最も好きな場所のひとつだ。街の雰囲気も最高だし、食べ物もおいしい。鈴鹿に向かう準備はできているし、今週末も頑張るつもりだ」