セルジオ・ペレスは、2023年F1第16戦シンガポールGPの決勝を8位でフィニッシュした。予選でQ2敗退を喫して13番グリッドからスタートしたペレスは、ハードタイヤでスタートするリバースストラテジーを選択。しかし、20周目にセーフティカーが入ったことで、その戦略は破綻し、古いタイヤに苦しみ、最適ではないタイミングでのピットストップで大きく後退。
しかし、ミディアムでの第2スティントで追い上げを見せ、アレクサンダー・アルボンとインシデントで5秒ペナルティを科されたものの、8位を維持した。「僕たちにとってうまくいかない日だった」とセルジオ・ペレスはコメント。「予想していた通りタフな決勝になった。セーフティカーのタイミングが悪く、まるでバーチャルセーフティカーのようだった」「結局、ほかとは違う戦略を取ることにしたけど、それが僕たちができた最善の策だった」「このレースウイークを経て、チームの皆と一緒に見直さなければならないことが多いと思った。サーキットとの相性の問題だったと思うけど、来週末の日本に向けてしっかりと準備していく。日本でのレースウイークが楽しみだ」