セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)は、2026年F1第6戦スペイングランプリの決勝で2位表彰台を獲得した。5番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレスは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンがDRSトラブルでジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜きあぐんでいるときに自分を前に出してほしいという要求を受け入れられず、反対にレース後半に3ストップ戦略に切り替えたフェルスタッペンを前に出すよう指示された。
無線で『とても不公平だけど、OK』とチームオーダーへの不満を口にしていたセルジオ・ペレスだが、最終的にチームとしての結果を重視していると語った。「すばらしい結果だ。もちろん勝ちたいと思っているけど、コンストラクターズランキングをリードできているので、チームにとって喜ばしい結果だ」とセルジオ・ペレスはコメント。「今はチームにとても勢いがあり、団結力が高まっている。マックス(フェルスタッペン)とは違うタイヤ戦略を取ったけど、最終的にはマックスにとっても、チームにとってもいい結果となった。2人ともラッセルの前に出ることができた」「今日は勝てたかもしれないレースだったけど、2ストップがうまくいかず、3ストップの方がいい作戦ということになった。今日はとても力強いレースができたと思う。今日のレースペースとマネジメントは素晴らしかったし、ミスをしなかったことも大きかった。この勢いをモナコにつなげて、来週末も好調を維持できればと思う」
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