2025年F1 マイアミGP 決勝の結果。5月4日(日)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの決勝レースが行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が優勝。レッドブルの角田裕毅は10位入賞を果たした。前夜の雨で路面はリセット。気温26度、路面温度40度の曇り空のもとで57周のレースはスタート。
1コーナーでジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)がリアム・ローソン(レーシングブルズ)と接触して左フロントタイヤをパンクさせてリタイア。バーチャルセーフティカーが導入された。29周目にはオリバー・ベアマン(ハース)がメカニカルトラブルでターン8でストップ。再びバーチャルセーフティカーが導入された。ここで多くのドライバーがピットストップを実施したが、運悪くその前にピットストップを済ませていた角田裕毅(レッドブル)に追い打ちをかけるようにピットレーンスピード違反で5秒ペナルティが出された。33周目にはガブリエル・ボルトレト(ザウバー)がコース脇にストップ。再びバーチャルセーフティカーが導入された。40周目にはオープニングラップでドゥーハンと接触してマシンにダメージを負っていたリアム・ローソン(レーシングブルズ)がリタイア。優勝はオスカー・ピアストリ。4番グリッドからスタートして14周目に首位に立つとレースをコントロール。3連勝となる今季4勝目、通算6勝目を挙げてチャンピオンシップのリードを広げた。2位には4.630秒差でチームメイトのランド・ノリスが続き、マクラーレンが1-2フィニッシュを飾った。3位にはハードタイヤでスタートするリバースストラテジーを採用したジョージ・ラッセル(メルセデス)。トップからは37.644秒の差がついた。ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は4位。5位にアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)が入る大金星。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンのフェラーリ勢を抑えた。カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)は、最終ラップまでハミルトンに仕掛けていたが惜しくも9位。5秒ペナルティを受けていた角田裕毅(レッドブル)は、最終ラップまでアイザック・ハジャーが5秒以内に迫っていたが、なんとか+0.168秒で逃げ切って10位でフィニッシュ。2戦ぶりの入賞を果たした。2025年F1 マイアミGP 決勝 順位・結果1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)2.ランド・ノリス(マクラーレン)3.ジョージ・ラッセル(メルセデス)4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)5.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)6.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)7.シャルル・ルクレール(フェラーリ)8.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)10.角田裕毅(レッドブル)11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)12.エステバン・オコン(ハース)13.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)15.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)16.ランス・ストロール(アストンマーティン)DNF.リアム・ローソン(レーシングブルズ)DNF.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)DNF.オリバー・ベアマン(ハース)DNF.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
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