角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、F1メキシコGPの決勝でダニエル・リカルド(マクラーレン)に衝突されてマシンにダメージを負ったことが原因でレースをリタイアした。角田裕毅は、11番手を走行していた51周目にターン6でインサイドを楽観的に突いてきたダニエル・リカルドに接触された。リカルドの左フロントタイヤに右リアタイヤが乗り上げて車はジャンプして着地した。
角田裕毅は「彼はどうやったらあそこで抜けると思うんだ? 分からない。まるでルーキだ」と怒りを露わにした。角田裕毅はピットに戻ったが、サイドポッドを大きく損傷してそのままリタイアとなった。この接触でダニエル・リカルドは10秒ペナルティを科されたが、後半にソフトタイヤを装着する1ストップ作戦が奏功して7位でフィニッシュ。F1メキシコGPのDRIVER OFTHE DAYに選出された。また、リカルドには2点のスーパーライセンスのペナルティポイントが科された。