マクラーレンF1チームのCEOを務めるザク・ブラウンは、予算上限の削減に反対しているレッドブルとフェラーリへの不満を露わにした。F1は、新型コロナウイルス危機によって重要な局面を迎えている。小規模チームは消滅の危機にあり、4月6日(月)にはF1チーム代表者が電話会議で新しい予算上限について話し合った。
当初の1億7,500万ドルの予算上限は、多くのチームにとって実現可能とは程遠いものだった。新型コロナウイルスの影響に苦しんでいる今、ほとんどのチームはより低い予算上限を望んでいる。だが、伝えられるところによると、フェラーリとレッドブルレーシングはその合意を妨害しているという。ザク・ブラウンは不満を露わにしている。「一部のチームは自分のスポーツの成功についてのみ考え、スポーツが危険に晒されていることを考慮していない」とザク・ブラウンは語る。「彼らはこれまでにそのようなことしたことがないので、おそらく彼らはその公正な戦いに参加することを非常に恐れているのだろう」