マクラーレンは、アブダビテスト初日でのホンダとの初公式テストでのトラブルの影響を軽視している。マクラーレン MP4-29Hは、電気系のトラブルによって午前中に走行することができず、午後の走行も燃料/データ交換問題によって妨げられた。テストを担当したストフェル・バンドーンは、最終的に3回のインストールラップを走っただけにとどまったが、マクラーレンは今週のテストは新しいホンダのパワーユニットを理解することが重要だと強調した。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「最新のF1マシンを走らせるのは非常に手順が複雑だ。それに今週のテストは、さくら、ミルトン・キーンズ、ウォーキングの部門が、サーキットでの運営可能なハブでの作業を学ぶことが重要だ」と述べた。「我々にとって、今回のテストはオペレーション上の強さを確立するための機会だ。マクラーレンとホンダが同じ屋根の下で一緒に働くことでね。我々は、午前中の電気装置の長いチェックを含めたいくつかの問題に見舞われたが、エンジンに火が入り、クルマがガレージを出て行き、午後に数ラップを走るのを見れたことには満足している」「今週末はラップタイムを追求していない。徐々に知識を深めていくことが重要だ。明日はより長い走行を行えることを期待している。我々はエンジンの頃なるパーツについて学び、各々の別々のシステムを調べている」