心配されたフェリペ・マッサの左目の視力に問題はないようだ。容態は快方へ向かっており、早ければ一週間以内にブタペストの退院できるとしている。ハンガリーGP予選で事故に遭い、頭蓋骨骨折という重要を負ったフェリペ・マッサ。ルーベンス・バリチェロのスプリングが当たった場所が左目周辺のため、視力と将来のレーシングキャリアが懸念されていた。
だが、マッサの主治医ディノ・アルトマンは「彼の左目は問題ない。彼の視力はOKだ」と左目への障害は全くないことを明らかにした。「彼の容態は急速かつ一貫して改善している。目を覚ますことが多くなり、よく反応している」「彼は今日、3ヶ国語を使って何人かに話しかけ、常に筋の通った返事をしている」理学療法も進歩しつつある。左目を開け、見ることができることを確認した。近い将来に関しては用心しなければならないが、今日も非常に前向きな兆候があったと言ってもよいだろう」フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリもマッサの回復を喜んでいる。「励みになるニュースが聞けて嬉しい。フェリペに話しかけたがとても感情が高ぶってしまった。彼は私のことがわかった」「フェラーリの全員と世界中のフェラーリ・ファンからのメッセージを届けた。彼には、またレースができるようになるまで彼の赤いマシンは待っていると伝えた」「一歩ずつ慎重に進む必要があるが、事故後わずか3日でこれほど回復するなんて本当に信じられない」フェリペ・マッサの妻ラファエラ・バッシも「彼は大丈夫。すぐにトラックで小さな赤いマシンに乗ってみなさんに喜びを伝えるでしょう」とマッサの回復を伝えた。