今年、引退を撤回してウィリアムズでF1を戦っているフェリペ・マッサだが、今シーズン終了後もF1でレースを続けることを望んでいる。2002年にF1デビューし、すでに260戦を戦っているフェリペ・マッサ(36歳)は、自分はまだドライバーとして改善を続けており、適切なチャンスがあれば、F1を続けると述べている。
ウィリアムズは、まだ2018年のランス・ストロールのパートナーを決定しないが、フェリペ・マッサがチームで5シーズン目を迎えることは濃厚だと見られている。F1ハンガリーGPの金曜フリー走行後に体調不良を訴えたフェリペ・マッサは、土曜日のフリー走行3回目の後に欠場を決定。予選と決勝ではリザーブドライバーのポール・ディ・レスタが代役を務めた。F1を続けるかどうかどうかは、そうすることを説得されるのではなく、むしろ良いチャンスがあるか次第かと質問されたフェリペ・マッサは「その通りだね」とコメント。「僕は本当に良い状態にある。ドライブング、マシンの理解などすべてにおいてね」「F1を離れる理由はない。でも、何が起こるか見てみるつもりだ」ウィリアムズのチーフテクニカルオフィサーを務めるパディ・ロウは、フェリペ・マッサのアプローチに感銘を受けており、適切なクルマを得られれば、まだワールドチャンピオンを争う実力があると考えている。「フェリペはワールドチャンピオンの人材であり、それは2008年シーズンからもわかっている」「非常に才能があるのは明らかであり、彼と仕事をして、彼が仕事のやり方を知るの大きな喜びだ」「彼は一緒に仕事をするには素晴らしい男だ。熱心で友好的であり、ランスをとてもサポートしている。ランスが経験する必要のある学習だ」「彼と仕事をするのは楽しいし、彼がガレージの反対側にいることはとても安定した頼りになる」「フェリペに適切なクルマを与えられれば、彼は仕事をやり遂げてくると思う」フェリペ・マッサは、いったん引退を決めたことで、よりリラックスした気持ちでF1に復帰することができたと感じている。「よりリラックスしてレースをしているし、自分がクルマのなかでやっていることに満足している」「残念ながら、数レースではちょっと不運だったけど、僕はレースを楽しんでいる」「仕事のなかにある他のいくつかのことを考えずに、よりリラックスいるし、自分の好きなやり方で、プレッシャーなく、楽しんでいる」