フェラーリの新型F1マシン「F60」が、午前中の発表に続き、トラックデビューを果たした。10時35分、フェリペ・マッサがステアリングを握り、フェラーリ F60のインストレーションラップを完了させた。マッサは、10時55分に再びマシンに乗り込み、さらにもう1ラップを走行した。
マッサは「フェラーリのマシンを初めてトラックデビューさせるのはとても重要なことだし、感動するよ」とシェイクダウンの完走を語った。「10年前のようなかなり大きなマシンを期待していた。でも、ここに来てマシンを見ると、特にリアがとても小さくてコンパクトだった。良さそうに見えるし、見た目と同じくらい速いことを期待している」マッサは2008年ワールドチャンピオンシップでマクラーレンのルイス・ハミルトンに1ポイント差で破れたが、これから改めて挑戦すると誓った。「僕のキャリアの最初からこれまでを考えると、毎年強くなっているように感じる」「この6年間で多くの経験を積んだと思うので、強くなったと感じている。特に去年、チャンピオンシップの難しさを知ったので経験も積んだ。学習したおかげで今年の用意はできている」「フェラーリがどれくらい良いかはわからない。僕たちは懸命に作業しているけど、開幕戦まではまだ長い道のりだ」フェラーリは、開幕戦まで5回のテストを予定している。フェラーリ F60 シェイクダウン画像 関連:フェラーリ F60
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