マーカス・エリクソンは、F1デビューへの準備を整えるためにバーレーンテストで十分な走行ができることを期待している。今年、ケータハムで小林可夢偉のチームメイトを務めることになったマーカス・エリクソンは、ヘレステストで2日間の走行を任されたが、わずか12周しか走行することができなかった。
19日(水)からスタートするバーレーンテストでは3日目にケータハム CT05を走らせる予定となっている。3月16日の開幕戦オーストラリアGPでのF1デビューを果たすマーカス・エリクソンは、完全な準備を整えるには、あと2回あるバーレーンテストでかなりの走行距離を重ねる必要があると考えている。F1デビューへの準備について質問されたマーカス・エリクソンは「僕たちはヘレスが難しいテストになるだろうことはわかっていた。それほど難しくはないかもしれないけど、新しいことがたくさんあるからね」「バーレーンに着くときにはもっと多くの周回を重ねて、クルマや自分のドライビングに対してしっかりと感覚をつかめていることを期待している」「大きな問題が発生することなく、一日中走ることができて、必要なマイレージを重ね、オーストラリアでの初レースへの準備に必要な経験を積めることを本当に願っている」マーカス・エリクソンは、ヘレスでは走行距離が限られ、ポテンシャルを引き出そうとすることができなかったが、それでもクルマに慣れることはできたと考えている。「多くのラップは走り込めなかったけど、ステアリングホイール上の全てのシステムに慣れることはできた」「ピットでの手順などに慣れるには良かった」「役に立つことだ。もっと多くのラップを走りたかったけど、そういうものだ」マーカス・エリクソンは、ケータハムは、バーレーンで残りのフィールドと比較した自分たちの位置を理解していくことができると考えている。「全員が比較して自分たちがどの位置にいるかは誰にもわからないと思うし、クルマが残りと比較してどうかをきちんと感じるにはバーレーンテストまで待たなければならない」「ケータハムは、2014年にむけて努力とエネルギーに満ち溢れている。ファクトリー、エンジニア、チーム全体のフィーリングはとても熱いし、うまくいけば僕たちは大きな前進ができると考えている」
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