ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、ニコ・ヒュルケンベルグが2014年のドライバー候補であることを認めた。この発言は、ロータスが、実際にキミ・ライコネンが2014年のレッドブル移籍の可能性に直面していることを意味する。ロータスは、今週末、キミ・ライコネンのマネジメントと交渉の場を持つことになっている。
報道では、ニコ・ヒュルケンベルグは、ザウバーからの5月分と6月分の給与を受け取っていないことから、契約を解消し、現在フリーエージェントとなっているという。「ニコとは連絡をとっている」と認めたエリック・ブーリエは、ポール・ディ・レスタも候補者として言及した。キミ・ライコネンは、決定を急いでいないとしており、ロータスは待つ準備を整えている。だが、レッドブルのヘルムート・マルコは、“夏”にマーク・ウェバーの後任を発表したいと述べている。「ブダペストは夏休みの始まりだ。スパで終わる。なので、決定は8月のどこかになるだろう」とヘルムート・マルコは Servus TV にコメント。だが、ヘルムート・マルコは、マーク・ウェバーの後任は長期的にコミットさせると主張しており、キミ・ライコネンはそれに応じない可能性もある。「1年だけでなく、今後3年はいてもらう。連続性がチームとしての我々の特徴だ」キミ・ライコネンは、メディアやスポンサー活動を嫌っており、噂ではエンジニアと過ごす時間も短めが好みだとされている。だが、ヘルムート・マルコは、セバスチャン・ベッテルの次のチームメイトは多くの“シミュレーター作業”とチームの技術者と“懸命な作業”を望んでいる。「満たされなければならない多くの基準がある」とヘルムート・マルコは付け加えた。おそらく、ヘルムート・マルコのこの発言は、キミ・ライコネンが最初のキャリアを終えたトップチームの安心感でフェラーリに加入するのではなく、本当にレッドブルのシートを望んで欲しいとの意味が含まれている。「我々には多くの選択肢がある。キミもいるが、他にも多くのドライバーいる。ほぼ全員が我々といたいと思っている」「我々は2人の強くドライバーが必要だ。コンストラクターズ選手権にも勝てるようにね。その反対が、アロンソとドライバーズ選手権に全てを注いでいるフェラーリだ」「だが、我々は両方とも欲しい」
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