ヴァタントニオ・リウッツィは、フォース・インディアとの契約があるので2011年のフォース・インディア残留は安泰だと考えている。FIAが公表した2011年のF1エントリーリストでは、フォース・インディアのシートは2つともTBAとなっていたが、エイドリアン・スーティルの残留は確実とみられている。もう一つのシートについては、ポール・ディ・レスタとニコ・ヒュルケンベルグが候補だとされている。
「フォース・インディアが興味を持っているとされるドライバーが言及されるたびに、いつも僕がスペースを空けると思われているよね」とヴィタントニオ・リウッツィは Autosprint にコメント。「でも、そんなことを言っているのはメディアだけだし、僕は落ち着いているよ」「チーム側からはそんな話は一切聞いていない。僕には来シーズンの契約があるし、すでにそれを見越して取り組んでいる」「契約があるからだけではなく、チームとの関係もいいので、安心しているよ」「チームからはメディアの憶測を止めることはできないと言われている。彼らはすでに鈴鹿の記者会見で噂について否定している」10月の日本GP前、フォース・インディア副代表ロバート・ファーンリーは、スーティルとリウッツィが2011年にそろって残留について“イエス”と答えている。しかし、その後チームオーナー兼代表のビジェイ・マリヤは、フォース・インディアには2011年の“空席”があると発言。2011年のエントリーリストはマリヤの発言を裏付けているようにみえた。「僕の名前がリストにないのは大きな問題ではない。他にもすでに契約しているドライバー(リストに載っていない)はいる」「僕自身とフォース・インディアの間の状況は十分明白だ」「いろんなことを聞いたけど、根拠がないことはわかるはずだ。一部のジャナリストがシーズン中盤にディ・レスタが僕のシートに座ると言っていたのを覚えていると思うけど、僕は最後までシーズンを終えた」「だから、チームから直接言われたこと以外は気にしないことにしたよ」