F1チームは、プレシーズンテスト前にチームがひとつの会場に集まって合同で新車を発表するというリバティメディアのアイデアを拒否した。F1の商業権を保有するリバティメディアは、チームのメディア露出を最大化し、大きな話題を呼び起こすための手段として合同新車発表会のコンセプトをF1チームに提案していた。
しかし、Auto Motor und Sport によると、F1チームは合同新車発表会によって個々の存在感が薄れることを懸念し、さらにはライバルチームによる技術的な精密な調査に繋がる可能性を恐れ、提案は拒否されたという。結果として、F1チームは2月18日のプレシーズンテストが開始する前に個別で2019年F1マシンを公開する。現時点でメルセデス、ウィリアムズ、レッドブルを除いたチームが新車発表のスケジュールを公表している。だが、例年、チームは新車のレンダリング画像をオンラインで公開するか、もしくは発表会で新車をお披露目しても、テストで開幕戦で使用されるパーツが搭載されることはほとんどなく、カラーリングのお披露目という意味合いが強い。実際、プレシーズンテストでも各チームでは手の内を隠し、開幕戦ではまったく別のクルマのようなパーツが搭載されていることも珍しくない。特に今年は新しい空力レギュレーションが導入されるため、各チームとも手の内を明かすことは避けたいと考えているだろう。ローレンス・ストロールが新しいチームオーナーとなったレーシングポイント(旧フォースインディア)は、2月13日にストロールの出身地であるカナダで2019年の発表会を実施するが、新チーム名のお披露目の場としての意味合いが強く、マシンは前年のもので2019年仕様のレースカラーリングのみがお披露目されるとされている。報道によると、レーシングポイントはオンラインスポーツ賭博企業のスポートペサ(SportPesa)と大型スポンサー契約を締結し、BWTのピンクのカラーリングに加え、スポートペサのブルーのカラーリングが追加になるとされている。2019年 新車発表スケジュール2月11日(月) トロロッソ / オンライン 2月12日(火) ルノー / エンストン2月13日(水) レーシングポイント / カナダ 2月14日(木) マクラーレン / ウォーキング2月15日(金) フェラーリ / マラネロ 2月18日(月) ザウバー / バルセロナ未定 メルセデス 未定 レッドブル 未定 ハース未定 ウィリアムズ
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