F1韓国GPとバーニー・エクレストンは、F1開催契約を2016年まで延長し、レース開催料の値下げに合意したと AFP通信 が報じている。2010年から開催しているF1韓国GPは、カレンダーのなかでも最も不人気とされているが、プロモーターのパク・ウォンハは12日、新たな契約が締結されたと述べた。
「我々はエクレストン氏と再交渉し、いくつかのアイデアを提案し、韓国は大きな赤字を出したままイベントを継続することはできないと説得した」とパク・ウォンハは述べた。「長い時間がかかったが、最終的にエクレストン氏は契約延長に同意した」Timesの記者ケヴィン・イーソンは、バーニー・エクレストンが観客数が少なく、運営にも問題があるF1韓国GPを存続させたい理由がわからないと述べていた。パク・ウォンハは「韓国は急成長している国であり、好景気や急成長の経済から恩恵を受けているので、エクレストン氏は韓国でF1を開催することは重要だと考えている」「世界のこの地域から撤退することは戦略的に大きな間違いだろう」それでも、F1関係者は、イベントのロケーションといわゆる「ラブホテル」へのの宿泊を嫌っている。パク・ウォンハは「活動の中心はソウルだ」と述べた。「しかし韓国は、この農村と工業地帯を強調する必要があった。我々は、空気が綺麗で人口も少なく、環境の良いここで平和に暮らしている」「そして、この地域を宣伝すると同時にイメージをつくろうとしている。これが、レース開催の背後にある政府の考えだ」
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