小林可夢偉が、ケータハムから参戦する最終戦F1アブダビGPへの意気込みを自身のTwitterで述べた。2012年末でザウバーのシートを失った小林可夢偉は、AFコルセからWECに1年参戦したあと、今年ケータハムでF1復帰。2014年を“最後のチャンス”“集大成”と位置づけて挑んだ小林可夢偉だったが、マシンの競争力不足に加え、シーズン途中でトニー・フェルナンデスがチームを売却。F1ベルギーGPではシートを失い、その後もレースに復帰するも財政難により、パーツも揃わない状態でのレースを強いられた。
そして、先月、ケータハムは破産申請。管財人の管理下に置かれたチームは、クラウドファンディングで資金を募り、なんとか最終戦アブダビGPに参戦することを発表。ドライバーには小林可夢偉を起用することが決まっている。「2014年色々あったけどこれが今年最後のレース。一度全て忘れて純粋にレースしてみようと思います!」と小林可夢偉はコメント。「思い残す事の無いレースの為に自分自身の力を全て出し切ります!」