小林可夢偉が、来年のF1復帰への決意、そしてファンから集めた”KAMUI SUPPORT”のお金について語った。小林可夢偉は、今年のF1シート獲得のために募金サイト“KAMUI SUPPORT”を立ち上げて持参金を一般人から集めた。しかし、F1シート獲得は叶わず、今年はスクーデリア・フェラーリと契約して、WEC世界耐久選手権に参戦している。
「2013年もあっという間に半年が過ぎました。おかげさまでスクーデリア・フェラーリの一員として戦っているWEC(FIA世界耐久選手権)では、素晴らしいチームメイトとともに開幕戦から2戦続けて表彰台を獲得することができています。目標であるタイトル獲得に向けて、今後はさらにいい結果を手にすることができるように、毎レース気を引き締めていきたいと思います」と小林可夢偉はコメント。「また、先週末のF1モナコGPではチームに帯同しました。モナコ明けの月曜日には7月に予定されているロシアでのイベントに向けたクルマのチェックがあり、フィオラノサーキットで久しぶりにF1に乗る機会がありました。今後はシミュレーターに乗ることも予定に入っています」「僕はやはり来年必ずF1に復帰したいと思っています」「そのうえで本日は“KAMUI SUPPORT”について皆様にお知らせしたいことがあります。KAMUI SUPPORTでみなさまにご援助いただいたお金は、あくまでF1のシート獲得のために出していただいたものですから、今シーズンの活動では一切使っておりません。もし来年このお金を使わずにF1シートを獲得できた際には、みなさまにお返しするつもりです」「スクーデリア・フェラーリのドライバーとして与えられた仕事をしっかりと行ない、一日でも早くいいニュースがお届けできるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」
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