フォードは、インディカーに復帰するとの噂を否定した。フォードのパフォーマンスディレクターを務めるデイブ・ペリカックは、インディカー復帰の噂が広まっていることには気づいているが、それは根拠のないものだと主張した。「そうだね。また噂が飛び交っている。クレイジーだ」とデイブ・ペリカックは Autosport にコメント。
「インディカーに復帰するプランはない。我々はそれを検討していないと言える。インディカーは楽しみであり、それができれば素晴らしいだろう。だが、それは我々がやるという意味ではない。我々がモータースポーツでやっていることの中心にはない」フォードが最後にインディ500を制したのは1996年。バディ・ラジアーが、レイナード・フォードを搭載したヘメルガーン・レーシングで優勝している。デイブ・ペリカックは、フォードがワークスとしてサポートするプログラムは、GTスポーツカーやWRC、ラリークロスなど、市販車に直接影響を与えられるものだけだと語る。「我々はテクロノジーをテストし、改善するためにトラックを使い、それを市販車にもたらしている」とデイブ・ペリカックはコメント。「それはうまくいっている。GTだけではなく、他のプロダクトでもね。フォードのオーバルを磨き上げ、フォードが何であるかを伝えるためにレースプログラムを活用をする。エンジニアリング能力をね。それは本当に強力だ」「GTプログラムがクールなのは、我々が道路に出しているクルマや人々と関連していることだ。手の届かないものではない。人々が結び付けて考えることができるものだ。我々にとってはそれが重要だ」「我々はただレースをするためだけにそこに行きたくはない。クルマに直接移行できるものがなければ、資金、時間、努力を費やすことはない。我々はレースを本当にテストベッドとして使用しているのだ」
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