インディカードライバーは、5月28日に開催される第101回インディ500で2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソと戦う機会を歓迎している。フェルナンド・アロンソは、“マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ”としてアンドレッティ・オートスポーツの6台目のマシンを走らせる。
フェルナンド・アロンソは、アンドレッティで元F1ドライバーのアレキサンダー・ロッシと佐藤琢磨とチームを組むことになる。昨年インディカーに転向し、ルーキーシーズンでインディ500を制したアレキサンダー・ロッシは、2015年の5レースでフェルナンド・アロンソとF1を戦っている。「インディカーにとって素晴らしいことだと思うし、ファン、インディ500、そして、アンドレッティ・オートスポーツに関与する全員が驚いている」とアレキサンダー・ロッシはコメント。「彼がチームメイトになるなんて物凄いことになりそうだ。彼は、僕がキャリア、いや、人生で憧れていたドライバーだ」アレキサンダー・ロッシは、フェルナンド・アロンソを出来る限り助けていくと語る。「チーム全体が協力する。去年、マルコ(アンドレッティ)とインディ500のウィナーであるライアン(ハンターレイ)は僕をとても助けてくれた。チームに秘密はない。彼が疑問を抱いたどんなことでも、僕たちは手伝うつもりだ。レースに勝てる6台のアンドレッティ・オートスポーツのマシンを得ることがゴールだ」「まずなにより、それを許可したマクラーレンに脱帽だ。ホンダにとっては頭を悩ます必要のないことだし、クールなことだと僕は思う。シリーズにとってだけでなく、レース、マニュファクチャラーとしてのホンダ、そして、チームとしての僕たちにとっても大きな後押しになる。5月にとても興奮しているよ」エド・カーペンターは、フェルナンド・アロンソの参戦がモータースポーツ界に“最大のスペクタクル”をもたらすと考えている。「アロンソのようなドライバーがインディ500に参戦することを望むことの重要性について話したい」とエド・カーペンターはコメント。「インディ500は、世界で最高であることを示すワールドクラスのイベントだし、彼が参戦することは意味のあることだと思う。彼とレースをするのを楽しみにしている。数年前にカイル・ブッシュ(NASCAR)が参戦したときととても似ている」「でも、彼らの宝石であるモナコを欠場してまでインディ500に参戦することは、イベントがいかに特別であるかを示していると思う。僕たちのスポーツだけでなく、モータースポーツ界全体でのこのレースの重要性を示している」F1でフェルナンド・アロンソと戦ってきたファン・パブロ・モントーヤは、インディ500で再び対戦することを楽しみにしていると語る。「フェルナンドがインディアナポリス500に参戦するのは素晴らしいことだと思う」とファン・パブロ・モントーヤはコメント。「インディカーとモータースポーツ全体にとって良いことだ。ドライバーが彼らがやってきたこと異なることをする機会を得ることは、イベントにまた別の層を加える」「インディ500は豊かな歴史のあるプレミアイベントだし、アロンソの参戦によってそれが増すのは明らかだ。彼と再び戦うのを楽しみにしている」