ニコ・ヒュルケンベルグは、ザウバーで新たなキャリアを開始する準備は整っていると自信をみせた。今年、ニコ・ヒュルケンベルグは、3つ目のチームとなるザウバーでF1を戦う。「ザウバーの移籍を除いて、チーム移籍は必ずしも僕の選択だったわけではない。2010年末はいくぶんチーム変更を強いられてしまったしね!」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。
「地道に仕事に取り掛かり、今後一緒に働く新しい人達を知らなければならないという状況だ。チームでいくつかの手順は似ているけど、詳細は異なるので、学んで慣れていかなければならない。今は新たな学習段階にいると言えるね」「一年のこの時期は、常にクルマを快適にすることが重要だ。快適に感じられる良いシートを作ることはとても重要だ。幸運にもうまくフィットしているし、2月上旬にヘレスでテストをする準備ができている」ニコ・ヒュルケンベルグは、ヘレスは“厳しいテスト”になるが、ザウバーにとってドライバーの一新は問題にはならないと考えている。「正直、まったく不利な部分はないと思っている。僕はチームでは新人だけど、F1では新人ではない。それにエステバン(グティエレス)はテストドライバーとしてザウバーで経験を積んでいるし、彼はザウバーでは新人ではない。欠損ではなく、むしろ知識を深める良いチャンスだ」ニコ・ヒュルケンベルグは、チームリーダーとしての役割が彼の思考法を変えることはないと付け加えた。「人々が僕をチームリーダーとして考えているとしてもあまり変わりはない。ザウバーF1チームでは、両方のドライバーに同じ器材、処遇が与えられる。チームを前進させるためにエステバンと一緒に働くだけさ」ザウバーは2012年に4度の表彰台を獲得しており、ニコ・ヒュルケンベルグは、2013年もその実績を基礎にできることを願っている。「彼が昨年作り上げた良い基礎があるので、そこから懸命に作業を続けたい。もちろん、良い結果を求めている。その感覚においては、チームも僕もすでに同じものを目指している。新しいシーズンだし、状況がどのように展開して、トラック上で僕たちのパッケージがどれくらい強いかをみてみなければならない」ザウバーは、2月2日にC32を発表する。
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