ホンダは、F1エンジンのパフォーマンス向上が、マクラーレンとのパートナーシップに絶ち込める事態を収拾してくれると考えている。F1は8月のサマーブレークを迎えたが、マクラーレンとホンダが関係を解消するとの噂はまだ途絶えていない。
実際、ザウバーとホンダとの契約はすでに解消されている。「我々がザウバーと仕事をすることはないですし、現時点でエンジンを供給するチームはマクラーレンだけです」とホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は AS にコメント。噂では、ザウバーの代わりとしてトロ・ロッソにカスタマーエンジンを供給するための交渉が行われているとされている。マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「私は噂にはコメントしない」と述べた。「可能性のあるカスタマーを決めるのはホンダの責任だ」もう一つの噂として、マクラーレンは、2018年にルノーとのカスタマー契約を検討しており、9月までに決断を下すとされている。長谷川祐介は、F1ハンガリーGPでいせた信頼性とパフォーマンスの向上が、マクラーレンとの関係における事態を収拾してくれると考えている。「結果を示すことができて嬉しく思います」と長谷川祐介はコメント。「ハンガリーではまったくトラブルは見られませんでした。レースをフィニッシュすることについて心配することがはなかったのは初めてです」「マクラーレンとの協力を続けたいと思っていることは間違いありません。パフォーマンスを向上させて一緒に仕事をし続けていくと思います」関連:ホンダF1 「2017年シーズン中にルノーのエンジンを追い越したい」
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