セバスチャン・ベッテルとエイドリアン・ニューウェイがマクラーレン・ホンダに移籍ことに同意するかもしれないと元F1チームオーナーで代表者のジャンカルロ・ミナルディは考えている。 2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1復帰するホンダが、F1プロジェクトを率いるトップドライバーを探しているのは間違いない。
噂では、マクラーレンが、フェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトンやセバスチャン・ベッテルといった現状に不満を抱える元チャンピオンを強く求めているとされている。Speed Week は、マクラーレンの候補としては、ロマン・グロージャンとバルテリ・ボッタスの名前も挙げられているが、バルテリ・ボッタスに関してはウィリアムズと2015年の契約をほぼ終えていると報じている。 ジャンカルロ・ミナルディは、日本から得た情報に基き、ホンダがマクラーレンにセバスチャン・ベッテルを呼び寄せようと強く働きかけているだけでなく、同じように不満を抱いているレッドブルのデザイナー、エイドリアン・ニューウェイを一緒に引き抜こうとしているとの説を唱えている。ジャンカルロ・ミナルディは、ベルギーでF1最高責任者のバーニー・エクレストンとセバスチャン・ベッテルがその可能性について話し合うために会っていたと自身のサイトで伝えている。セバスチャン・ベッテルと親しいことで知られるバーニー・エクレストンは、トップチームにベストドライバーたちを均等に配分したがっている。 市販車でソチの新しいサーキットを走ったセバスチャン・ベッテルは、エイドリアン・ニューウェイがF1の第一線から退くことで、自身の将来に影響はあるかとの質問に「そうは考えていない」とコメント。「エイドリアンはとても野心的な人間だ。少し静かに過ごしたいって言っているけど、レッドブル・レーシングが今の状況のなかで僕たちが再びトップに立てば、彼のモチベーションは回復するはずだよ」 「彼にはレースへの情熱が生まれつき備わっているんだ。負けることには耐えられないんだよ!」