ニック・ハイドフェルドは、ロータス・ルノーGPとの和解に達し、チーム離脱に合意したことを発表した。F1ベルギーGPで、ロータス・ルノーGPはニック・ハイドフェルドに代えてブルーノ・セナをレースに出場された。これに対して、ニック・ハイドフェルド側は契約の有効性を主張。シートを取り戻すために今月下旬に裁判を行うとしていたが、告訴を取り消すことを明らかにした。
「シーズン途中にロータス・ルノーGPを離れることに落胆している。まだチームに大きく貢献できると思っていたけど、現実を見なければならないし、将来に目を向けていきたい」「今日、僕たちはコラボレーションを終えるという正しい決断をした。エンストンでできた友人全員がシーズンを成功のうちに終えられることを願っている。確かなことはひとつだ。僕は最高のレベルでレースするためにすぐに戻ってくる」ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエは「ニックと我々の不一致は、最近のメディアの主題になっていたが、我々は素早く筋の通った解決策を見いだせたことを嬉しく思っている」とコメント。「我々の離別のプロセスはすでに痛みを伴っており、お互いにまた法的審議を経験することは望んでいなかった」「ニックがチームにもたらしてくれた価値ある貢献には非常に感謝している。我々がともに良い時間を過ごすことができたのは確かだ。特にマレーシアでの表彰台フィニッシュは忘れられないものだ。彼は非常に強く、決然としたレースだ。我々は彼の今後の成功を願っている」ニック・ハイフェルドとの和解により、ロータス・ルノーGPは、残りのシーズンをブルーノ・セナで戦うことを正式に発表。一方、ニック・ハイドフェルドは2012年にBMWのDTMプラグラムに加わるために交渉を進めているとされている。
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